セラミックス製品をマシニングセンタと呼ばれる工作機械を用いて加工したのち、加工品の評価・測定を行っています。私の担当業務は、当社で加工実績のない三次元形状を加工するため、加工方法や加工条件、測定手法などを調査するところから始まります。加工から評価の大まかな流れとしては、プログラムを組んで加工工具の軌跡を指示、使用工具・工具速度など加工条件を設定、実際に加工、形状精度・表面粗さなど加工品の測定、測定データ解析・評価となります。プログラミングの組み方、マシニングセンタの操作方法、測定装置の操作方法など覚えるべきことがたくさんあり大変ですが、こんなにも多数の装置に触れることができ、非常にやりがいを感じています。
私の部署では現場作業が多く、操作に気を付けないと非常に危険に見舞われる装置が多いため、初めて触る装置の説明や指導を事細かにしてくださったり、業務を進めていく中で生じた疑問点やマシントラブルの際に、先輩・上司に質問などした際に質問に丁寧に回答・対応してくださります。社内全体を通しても、安全衛生活動に関しては徹底していると感じています。
水分や汚れを吹き飛ばすためにエアーブローをよく使用するのですが、加工に用いる工具を装置にセッティングする作業をしているときに、作業台のすぐそばでエアーブローをしてしまったために、作業台上にあった工具が吹き飛び、落下し破損させたことがあります。目の前のことに気を取られすぎてしまい、周りに気を遣っていませんでした。新品の工具だったので、やってしまったなと思いました。製品を落下させてしまうことも想定されるので、このことを機に、持ち運び・取付けなど一つ一つの動作に気を付けて行動するようになりました。
