私が現在行っている仕事内容は以下の2つあります。
1つ目は、製品物性異常の要因調査製品の物性異常に対して要因調査を行うことです。まず、なぜ異常が起きたのか仮説を立てます。次に仮説を検証する試験計画を立てて試験を行い、得られたデータを解析して製品物性に影響を与える要因を調査しています。
2つ目は、回収品の調査です。
製品が通常の使用期間よりも早く破損した場合などにその製品をお客様から回収し、調査を行います。写真やスケッチで外観の観察を行った後、分析装置にかけて破損した原因を考察しています。最後に報告書を作成してお客様に提出しています。
配属時にTutorと呼ばれる先輩社員が教育係としてついてくれます。1年目は毎月面談があり、そこで仕事に対しての悩みや、プライベートの悩みも聞いていただけるので一人で考え込むことがありません。Tutor以外の技術スタッフや製造スタッフもよく声をかけてくれるので、毎日楽しく仕事をしています。
1年目は自分で試験内容を考えることは少なく、上長や先輩に与えられた仕事をこなしていくイメージです。先輩の仕事を手伝いながら試験の進め方や、装置の扱い方を学んでいきました。2年目になるとテーマが与えられます。これは顧客からの要求にこたえるため、製品の改善や、従来の作業を効率よく行うための改善案であったり様々なものがあります。課題解決のために上長、先輩と相談しながら試験計画を立てて業務を進めるようになります。また、顧客からの苦情対応や、課内の品質保証担当など、一人で行う業務が増えていきました。
