グラファイトブロックとアークカーボンの製造安定化を目指して仕事を行っています。
グラファイトブロックというのは黒鉛の大きな塊で、黒鉛は熱への安定性などの優れた性質から様々なものに使われています。また、アークカーボンというのは炭素質の筒にメッキと詰め物を施した製品でアーク放電を行ことができます。
これらの製品を安定して製造できるように、既存の工程の管理や新たな工程の導入などを様々な人と協力しながら行っています。
先輩や上司の方へ質問がとてもしやすいので、疑問に残ったことをすぐに解消できます。
配属直後に「グラファイトブロックの物性を安定化させる」という大学での専攻とは全く違う分野のことが仕事となり、うまくできるか不安でした。しかし、異なる分野の仕事でも重要なことは大学の研究と同じように「分からないことは文献等で調査し、理解したことから問題への仮説を立て、実際に試験をして結果を解析する」というサイクルの繰り返しでした。これに気付くことができてからは不安は無くなり、仕事もうまく進めることができました。