社員紹介

EMPLOYEE INTRODUCTION
O.Nさん
分析担当 社内製品、開発品の電子顕微鏡を用いた微構造解析 横浜国立大学大学院
環境情報学府 環境生命学専攻
O.N 2004年入社

専門知識、専門技術を生かした仕事ができる!

現在の仕事内容について教えてください。

社内製品、開発品などについて、物理分析による解析を行う部署に所属しています。物理分析の中でも私の主な担当は電子顕微鏡になります。数nm~百nm程度の微小な異物や欠陥等を見つけ、その構造および組成等を明らかにすることで、材料の特性を解明したり、製品の不具合の原因を解明したりします。解析結果については社内の技術報告書にまとめ、解析において出てきた新規のアイデアは特許提案することもあります。分析装置や技術は日々進化しているので、セミナーや学会等で情報収集も行い、自分の専門知識やスキルの向上もしなくてはなりません。自分にしかできないスキルを生かして解析をすることで、製品開発等に貢献しています。

会社・職場の雰囲気について教えてください。

自由な雰囲気だと思います。個人個人で担当している仕事が違うことが多いので、自分のペースで仕事ができます。自分にしかできない仕事を、新人の頃から任される場合が多いとも思います。プレッシャーになることもありますが、やりがいには繋がると思います。会社全体では女性の比率は低いですが、育児休職や短時間勤務など、制度は整っていて、利用しやすいです。妊娠時、復職時は上司や同僚に配慮していただき、不安なく仕事をすることができました。男女等の関係なく多様な働き方が今後さらに出来るようになるといいなと思っています。個で行う仕事が多いですが、いざという時は助けてくれる仲間がいる会社だと思います。

子育てしながらも仕事できる環境がありますか?

子育てしながら仕事もできる環境はあります。子育てしながら働いている人は上司、同僚、後輩にもたくさんいます。子供が風邪をひいたり大変な時も理解してもらえることが多いです。私は短時間勤務制度を使わせていただいていて、安心して保育園への送り迎えができています。短時間勤務制度を使っていると、時間のやり繰りが一番大変です。短時間勤務をしていても仕事量が減る訳ではないので(たくさん配慮を受けていることは感じています)、私に限らず皆さん工夫されながら、ちょっと無理をしながら仕事をしていると思います。大変な時もありますがトータルで考えると仕事は楽しく、不満を感じることはありますが充実した環境にあると思っています。これからも家庭と両立しながら仕事を続けていきたいので、どうしたらうまくやっていけるのか日々悩んでばかりでしたが、COVID-19のおかげで在宅勤務制度が整備されたのは、子育てしながら働く人にはよかったことと思います。実験作業が多い仕事柄、在宅でできることは限られていますが、これからもうまく活用していきたいです。今後は女性に限らず、育休、短時間勤務などの制度を男性も当たり前に活用できるようになるといいなと思っています。